Quantcast
Channel: hyn*02*4のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1183

嬉しい事

$
0
0

「2020年を1つの期限に良い例を示したい」。小池都知事「殺処分0」



2016年8月26日と27日、一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルの主催により、アニマル・ウェルフェア(「動物たちが自然に行動できるように、快適な環境を整えること」)の発信を目指す「ANIMAL WELFARE SUMMIT 2016」が、東京大学本郷キャンパス内で開催されました。
2日間にわたった、殺処分ゼロを目指す取り組みに関するディスカッションや講座の1つに、特別プログラムとして、「東京殺処分ゼロを目指して」と題された、小池百合子東京都知事とクリステル・ヴィ・アンサンブル代表理事を務める滝川クリステル氏との対談も行われました。猫ジャーナルとして、また一都民として、猫と暮らす者として、都知事選でも殺処分ゼロを掲げた都知事の話は興味を覚えまして、取材をして参りました。そのトークセッションの模様は以下からどうぞ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
滝川:オリンピックではお疲れさまでした。雨の中、拝見しておりましたが、大丈夫ですか? お着物で。
小池:大丈夫でした。皆さんは、着物が濡れて大変だったですねと言って、私は風邪をひいたんですけれども、そちらは気遣っていただけずに、着物のことばっかり言われて。
滝川:(周りは)そちらのほうが気になるということだったんですね。
小池:おもてなし」から始まっているわけですよね。
滝川:感慨深い思いで見ておりました。その興奮冷めやらないなか、「2020」は本当にポイントでして、私たちの財団が2020年までに、アニマル・ウェルフェアに則った殺処分ゼロを目指しています。都知事は、(都知事選での)公約のなかに殺処分ゼロを掲げていました。都知事では初めて言及されたことだと思います。
小池:ペットのことについて思いを馳せて、都知事選に立候補したのはたぶん初めてかと思います。といいますのも、私は環境大臣を務め、そしてその後も山ほどある自民党の議員連盟のなかの、動物愛護の議員連盟の会長を務めており、例の7週にするのか、8週にするのか(参考:「子犬の将来を分ける『生後8週齢』規制に大きな動き」)、ブリーダーはどうだとか、夜のペットの販売について時間帯はどうするかというようなことを、行政と業界関係者の方々、獣医さん、そしていろんな議員、とても熱心な議員もおられて、ICチップ(マイクロチップ)を入れなきゃだめという(様々な)意見を取りまとめるのを何年もやっていました。ですから、ペットの殺処分というのが、日本ではひどい状況で行われているのは、よく存じていました。
小池:ペットの存在は社会の中でも、とても大きなものです。殺人となると大変なことですが、それがペットになると「ああ、そう」みたいな話になっている現状には大変不満を抱いておりましたので、ここは都知事選にふさわしいかどうかは別としても、私はぜひこの一文はいれたいと思って、盛り込んだわけです。
滝川:思いを持って、今日のイベントに参加した皆さんは、お言葉に本当にうれしく思って拍手をされたかと思います。いまおっしゃったように、法律がまずそこまで規制が進んでいないのが、日本の現状です。そういう部分に関してはいかがでしょうか。
小池:例えば、都知事としてはいろいろな条令という形が取れると思います。それだけに、これまでも纏め役で、いろんな議員から業界の意見をまとめるのが、ある種、会長としての役割でしたが、これから都知事として何ができるのか、そして、ゼロを目指すためには何が必要になるか、ゼロを目指すがために、かえって別の問題が起こるのではないか。いろいろな自治体のいい例もあるし、課題もある。そういったところをしっかり、見ていきたいと思っています。最新の東京の実情を申しあげますと、平成27年は全体で、816頭。そのなかで、いわゆる安楽死は304頭、出生後でそのあと生きられないような状況になっているペットが342頭、それから老齢で引き取り手がないケースが164頭。それを考えると東京都での実質の殺処分数対象は、最新で203頭という数字になります
私はクリスタル財団に毎月寄付をしています。
少しでも犬猫がしあw背に暮らして行ける世界になりますように。。。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1183

Trending Articles